「一日一話,読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」 藤尾秀昭監 致知出版社
が,今月,出版となったので,購読した。

この本は,「致知」という,いかに真剣に仕事に取り組むかをテーマにした月刊誌のダイジェスト版だ。
「致知」は,私の住んでいる図書館には置いていないから,読むには定期購読するしかないのだが,この本を読めば,「致知」を読んだことのない人でも,「致知」がどんな雑誌なのかがわかる。

この本では,1ページにつき一人,これまでの仕事を続けてきて気が付いたこと,教訓としていることが載っている。総ページは,400ページを超えるので,読み応えがある。

現時点で,半分ほど読んだのだが,書いている人は,大企業の役員だったり,有名野球部の監督だったり,選手だったり様々だ。

この本を読むと,世の中で,成功している人には,①苦しいときにも逃げ出さず頑張る,②何事にも感謝する,③常に何かよい方法はないかと考え続ける・・・,まだまだ書き切れないが,そんな共通点があるように感じた。

個人的には,学者でもない人が,いかに努力して,自分の書きたいことを本にしたのかというストーリーを読んでみたいのだが,この点については,小説家の「北方謙三」さんくらいしか載っていなかった。(まだ,この本を全部読んだわけではない。)

また,この本を読むと,転職を繰り返す人の話は,あまり載っていない気がする。この点,外国人には,条件のよい会社があるとすぐに転職したりする人が多いと聞くが,これは,日本の企業が,終身雇用なのが影響していると思う。

最近では,昔と比べ,会社の飲み会に出ても,いかに仕事に取り組むのかということについて,熱く語る先輩もいなくなった。
しかし,この本を読めば,人知れずまじめに仕事に取り組んできた365人から,多くのことを学ぶことができるだろう。
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